Q.ノルキアは
 男なの?女なの?
A.もちろん、女の子です。
 
Q.何でお墓参りのときは、
男のしゃべり方なの?
A.男のふりを
していたからです。
 
Q.なぜノルキアは
そんなことを
してたのでしょうか?
A.それは、簡単に言えば、
ノルキアはレースに参加したかったからです。
昔ゲープコッチでは、女の人をとても大切に扱っていました。
ところが、レースはチョロQたちが、
すごいスピードで走るのでとても危険なお仕事です。
だから、女の人は参加させないように決めたんです。
それでノルキアが参加するには男装をして、
レースにエントリーするしかなかったのです。
 
Q.ノラヒカは
ノルキアの親友ではないのですか?
A.確かに親友です。
しかし2人はレースの後に出会ったので、ノルキアは男装のままでした。
それで、ノラヒカも男だと勘違いしたまま、男同士として友達になりました。
ノラヒカは、熱くて単純な性格ですから、まさか女だとは思いもしませんでした。
ノルキアのほうも、ケーニヒと2人だけの秘密なので、簡単には話さなかったのです。
その後も、男気の強い性格のノラヒカが、女と親友になったことを知ったら、
傷つくと思い黙っていました。
しかしノルキアは、最後のレースの前にノラヒカに
自分の秘密を話そうとして、女がレースに
参加することについて質問します。
ですが、何事もストレートな性格のノラヒカには
通じませんでした。
それで、話すのをやめてしまったんです。
 
Q.ノルキアの事故は、
どうして起きたんですか?
A.それは、レース前に、悪徳政治家の
チャーランキが、ノルキアを脅したからですね。
もっと詳しく説明すると、チャーランキはいろいろな情報網を持っていて、
ノルキアが女だという情報を手に入れたんです。
だからこれをバラせば、ノルキアのレース生命は終わってしまう。
それをネタにして、レースを自分の予想通りに展開させるため、
八百長(インチキ)試合をするように命令しました。
ノルキアはしかたなく承諾しました。
でも、レース中にどうしてもそれが出来なくて、悩んで悩んで
悩みぬいた末、自暴自棄になってしまったんです。
それで事故死してしまいました。
だから、すぐ後ろを走っていたノラヒカには訳が
わからなかったはずです。
 
Q.ノルキアはなぜレースに
参加したかったのですか?
A.それは、2つ理由があります。
その1つは、「あなた」が、レースの
素晴らしさをノルキアに伝えた
からです。
ゲームをクリアした「あなた」は、過去のブラチータウンで
子供の頃のノルキアと会っているはずです。
その時に「あなた」は、既にケーニヒに勝ってグランプリを
制したことを誇りに思っていて、その気持ちをノルキアに
伝えてしまいます。
それで、ノルキアはレーサーになってみたいと思ったのです。
もう1つの理由、それは、ノルキアがケーニヒを好きだったからです。
以下は凄く秘密のお話なのですが、「ゲープコッチ秘録」から引用します。

「レース貴族の家系」

貴族と一般市民とは住む世界がまったく違うので、貴族の生活のことは
一般にはほとんど知られていません。
ノルキアはその昔、ゲープコッチはニャキーのテレメゴール家に貴族の娘として生まれました。

テレメゴール家はゲトラ・クロイツナッハ家との付き合いが深く、ケーニヒとノルキアは
兄弟のように仲が良かったのです。
グランプリを設立したのも、テレメゴール家、クロイツナッハ家、それにケーベルトの家系の
リュクセンドッフ家、アニアの家系のキスババ家です。
 

「サーキット建設現場の事故」

そんなある日、サーキットの建設事業を精力的に
進めていたノルキアとケーニヒの両親は、
建設現場の事故で死んでしまいます。
(皆さんはあまり知らないかもしれませんが、
黒部ダムや東京タワーを作るときとか、大きな
建設現場では、こういった事故は多いのです。)
それで、ノルキアもケーニヒも一人っ子でしたから、
天涯孤独になってしまいました。
 

「2人だけの宮殿生活」

 
ケーニヒは父ゲトラの残した宮殿に、
父の盟友で召使のヘリコストと2人で住んでいますが、
ノルキアも一緒に住むことになったのです。
広く大きな宮殿の中で2人は同じ境遇を持っていたから、
親密な間柄であったことは確かでしょう。
ちなみにヘリコストはもとソバッソのレーサーです。
ソバッソというのはケーベルトのお祖父さんソバッソ・リュクセンドッフの名前です。
 

「ケーニヒの初陣」

 
とにかくも、やさしい心の持ち主のノルキアは
ずっとケーニヒのそばにいたいと思っていました。
丁度そのころケーニヒはレーサーとして初陣を飾ることになったのです。
レース中にケーニヒをじっと見守ることなんて、
がまんできないノルキアは決意しました。
自分もレースに出れば、ケーニヒをそばで、
ずっと見守ることが出来る。
何かあればすぐに駆け寄って助けて上げられる。そう考えたのです。
(この辺のお話がゲーム中に入れられればもっと良かったのですが・・・・。)
それでノルキアはケーニヒと秘密の約束をして
レースに出場することになったのです。
 

秘密の情報は、今回で終了です。次回からは、
チョロQHG4の開発裏話の情報をお伝えしていきます!
開発部屋へどうぞ。